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現代建築家コンセプト・シリーズ


現代建築家コンセプト・シリーズ3 乾久美子――そっと建築をおいてみると


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現代建築家コンセプト・シリーズ3 乾久美子――そっと建築をおいてみると

著者 乾久美子、西沢立衛、藤村龍二

定価 1,890円(税込)
天地 210mm×左右 148mm 並製 160ページ
ISBN 978-4-87275-151-2
2008年9月25日発行

特典付先行予約は終了しております。



[現代建築家コンセプト・シリーズ]は、20世紀を牽引した建築原理であるモダニズム─ポストモダニズムとは異なる建築思想を構築する若手建築家のコンセプトを紹介するシリーズです。


シリーズ第3弾は、乾久美子。


乾久美子は、青木淳建築設計事務所を経て、2000年に乾久美子建築設計事務所 を設立、《Louis Vuitton Taipei Building》や《Dior Ginza》などの店舗の ファサードデザインによって一躍注目を浴び、その後も、インテリアやモニュ メントの設計を手がけ着実にキャリアを積み重ねている。今後も数多くの建築 作品が竣工予定である。
その設計手法は、規律やしきたりに満ちた慣習的な身体感覚への批評的/懐疑 的なまなざしを携えており、常に高い評価を得ている。また、本年、初の住宅 作品《アパートメントI》にて、第24回新建築を受賞。今後の活躍が最も期待 される建築家の一人である。


全15章で構成される本書は、写真/図面/テキストによって主要作品を解説。 とくに、合計50,000字を超える作品解説は、すべて建築家本人による書き下ろ し。自らの作品を徹底的に語り尽くす。
巻末には、乾久美子論を2本収録。筆者は、国際的に活躍する建築家・西沢立 衛氏、《BUILDING K》にてデヴューをはたしたばかりの藤村龍至氏。


「建築をつくるのではなく、おくこと」「表現するのではなく表情をデザイン すること」。読者は、本書を通じて新たな乾久美子に出会う。それは、一貫し て乾がもとめ続ける「日常に潜む世界のみえない秩序への気づき」、その追体 験である。


《目次構成》


ウサギをめぐる秩序の話―イントロダクション


神経質でない場所―片岡台幼稚園の改装


人と建築がデリケートに関係する―御殿場のアウトレットブティック・ヨーガンレール丸の内・ヨーガンレール心斎橋


「聴く」というような処方箋―Louis Vuiton Taipei Building


解像度の問題、建築の表情―Dior Ginza


そこにある風景を肯定する方法―新八代駅前のモニュメント


アートのための場の「自然」さ―アートセンターのコンペティション案


意味が反転、その連続―地下鉄駅のコンペティション案


計画のコントロールの中途半端―アパートメント1


実感としての一様、林―ハウスK


関係の重層性、家族、空間―ハウスT


風景の編集―スモールハウスH


未完成な室内―フラワーショップH


オフィス空間の再検討―ビルディングK


そっと建築をおいてみると―展示空間のためのコンテクストのスタディとエピローグ


「ウサギ事件」と「ギンガムチェック」をつなぐもの  藤村龍至


乾さんについて  西沢立衛


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