INAX PUBLICATION

INAX出版 営業日誌

INAX出版 の書籍が置いてある全国の書店をご紹介します
(在庫の有無は書店にご確認下さい)。
このページは、INAX出版・営業担当者が毎月連載します


書原本店

青梅街道沿いのビル内に入っています
書店外観

2000年12月 ご紹介

今回ご紹介する書原は、ここ南阿佐ヶ谷本店のほか、新橋店、高井戸店、御成門店、つつじケ丘店、リバーシティ21店、高幡不動店、新宿PePe店、霞ヶ関店、狭山店など、今では都内に10店舗を展開している書店です。 どの店も幅広く、かつマニアックな品揃えが特徴です。

本店へは丸の内線南阿佐ヶ谷駅が最寄りですが、初夏や秋などの季節には、JR阿佐ヶ谷駅から南へのびる美しいケヤキ並木を歩いて行くのもおススメです。
INAX出版のバックナンバーはあまり多くはなく、比較的よく揃っているのは新宿PePe店などですが、書原の独特の雰囲気をお伝える為に先ずは本店をご紹介します。


約70坪の阿佐ヶ谷本店内は、隙間なくギッシリと本が詰まった高さ3メートル近い書棚が左右にそびえ、店の奥へと続いています。 奥まで歩いてみると35歩ほどありました。 また棚と棚の間は人がすれ違うほどの間隔しかなく、入荷したばかりの本を満載した台車を押した店員さんが移動する時には、慣れたお客さんが書棚の間に身を寄せて通路をあける光景も見られます。

レジ前の平台には新刊・既刊を問わず、書原おススメの「旬の本」が積まれています。
話題の文芸書新刊、女性誌、NHKテキストのような一般的なものから、風俗、サブカルチャーなどまんべんなく揃っています。 人文書やカルトでマニアックな本にも強い書店です。 例えば「各種ポーズ集」や衣服の細部ディテールを紹介した本など、何かの資料に使えそうな珍しい本が並んだ棚が設けられています。 マンガ家やアニメーターのほかプロのモノ書きの人も訪れ、まとめ買いしていくこともあるそうです。

店内 店内 店内
書棚が高いので、いつもと違いカメラをタテにして撮った写真が多い取材でした

店長さんは「どこにでもある本屋と一緒で、流通している本しかありませんよ」と謙遜されますが、ありとあらゆる本が揃っているような気がします。
店のどこに何の本があるか、店長さんはもちろん把握していますが、時には「どの棚に置いてあったんだろう?」と逆にお客様に尋ねたくなるような本をレジで「発見」することもあるそうです。 「お客様の方がこの店をよくわかっているから」と笑って話されたこのエピソードからは、お客様の殆どを占めるという本好きの常連さんに愛され、頼りにされているこの店の雰囲気が伺えます。

INAX出版の本は、新刊のほか既刊本も何点か置かれています。 本の内容によっては、よく置かれている建築の棚以外にも、店内のあちこちの棚に置かれているので、棚の上にジャンル表示が出ているものの、広い店内を探すのはに営業担当者にとってひと苦労です。 しかし逆にどんな棚に置かれ、その周りにどんな本が置かれているのかをみることは、楽しみでもあり勉強になります。

店内に居ると深い本の森を探検している気分になってきます。 じっくりと本を探してついつい長居してしまうお客様が多いのもよく解ります。 本好きの方はぜひ一度足をお運びください。



書原本店

(〒166-0015)
東京都杉並区成田東 4-39-8
芝方ビル

TEL:03(3313)4778
FAX:03(3313)6267

営業時間:午前10時〜深夜0時30分

年末年始営業時間
大晦日:午前10時〜午後11時
正月元旦:午前11時〜午後6時
正月2〜3日:午前11時〜午後8時



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