「ライカ同盟」とは、写真家・高梨豊、彫刻家・秋山祐徳太子、美術家・赤瀬川原平という60年代にそれぞれが過激で特異な芸術活動で一世を風靡し、今や各界の大御所である三人によって結ばれた、マニュアルカメラのライカを愛好して、町を被写体に撮影活動をして歩く三人だけの同盟です。
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「売り地の午後」撮影 : 赤瀬川原平 |
「路出的である」撮影 : 赤瀬川原平 |
京橋界隈は、秋山祐徳太子さんの生まれ育った所。高梨さんは写真家の大御所。ほかの二人は「家元」と呼び教えを乞うていたようです。最近では赤瀬川原平さんの著作「老人力」が話題になり始めましたが、三人はいずれも六十代はじめ。 この展覧会のサブタイトルを「ライカ同盟展 京橋徘徊」にしようかなどと私たちは冗談を言い、三人もまたライカを「老人力のカメラ」とも言い合いながらの撮影は、写ったり写らなかったりもしたそうです。 思うようにならないところがいとおしいライカに、心砕いた日々を送ってきました。 INAXギャラリーは「ライカ同盟」の三様の個性が際立つ作品で1999年の初頭を飾ります。
注/画像はINAXアート&ニュースからの転載(1999年の作品)です |
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「影男現る」撮影 : 赤瀬川原平 | 「青の旅立ち」撮影 : 秋山祐徳太子 |
ライカ同盟 作家略歴 |
INAX アート・ニュース 展覧会パンフレットに記載されているリリースです |
INAXギャラリー2 1999年の展覧会記録 |
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