富田美樹子 展
− 金彩釉・球体のいのち−
富田美樹子(とみたみきこ)さんの作品は、赤や金糸の刺繍でうねるように絵付けされたきらびやかなオブジェです。 富田さんは三重県の万古焼きに見られる加飾の手法を用いて、絵の具を盛り上げるように絵付けをします。 やきものというより金細工の王冠やエナメル様の肌合いの装飾品あるいは、漆工芸のような質感をもっています。
作品の表面に隙間なくびっしりと重ね付けられた文様は、富田さんが幼少時にポルトガルで見た、イスラム寺院の祭器やイスラム美術のアラベスク模様の記憶がモチーフになっていて、日本的であると同時にイスラム的なエキゾシズムを醸し出しています。 注/写真は、新宿会場のものです |
1972
1996 |
ガレリア セラミカ 新宿
会期 : 2000年9月5日(火)〜28日(木)
休廊日 : 9月6日(水)
2000年
展覧会記録
ガレリア セラミカ 札幌
巡回展 会期 : 2000年10月6日(金)〜30日(月)
休廊日 : 毎週水曜日
2000年
巡回展記録
注/ガレリアセラミカ札幌は、
2002年11月19日をもちまして休廊しています
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