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北海道旭山動物園写真館
A S A H I Y A M A Z O O
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北海道旭川市立旭山動物園は、動物の特徴的な行動を見せる生態的展示デザインで、広く注目を集めている動物園です。その一部を御案内します。

http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/index.html
旭山動物園のサイト。ペンギンやホッキョクグマのライブ映像、飼育担当者による動物説明など。

01人気のペンギン舎 ペンギンの水中飛泳02
03アクリルガラスの水中トンネル あちこちから観察できます04

水中を飛ぶペンギンたち

通常、陸上に居るペンギンに主だった動きはありません。よちよちと歩く姿もまれで、だいたいは彫刻作品のようにジッとしています(01)。しかし、そもそもペンギンは鳥。自在に水中を飛び回ってこそ、本来の生き生きとした姿なのです(02)。
そこで、旭山動物園では水深5メートルのプールに直径2.7メートルのアクリルトンネルを設置しました(03)。頭上をクロスして飛翔するペンギン達のスピードには大人でも歓声が上がります。ダイバーが潜ってオキアミをまく様子が見られる"モグモグタイム"や、園内をヨチヨチと散歩する"ペンギン行進"(冬期限定)は大変人気があります。




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目の前に、ホッキョクグマ

ホッキョクグマの展示にも旭山動物園ならではの"仕掛け"があります。 ひとつはクマ舎の中に転々と置かれた透明なドーム(01)。舎の内部から覗けるようになっていて、運が良ければホッキョクグマと顔を突き合わせられるかも (写真はお昼寝中ですが)。
ふたつめは水族館のように切り取られた大きなガラス窓です。陸から水中へダイビングして浮き上がってくる迫力ある光景や(03)、盛んにボールする様子が観察でき(04)、いつまでも飽きることがありません。
400〜500kgあるという身体の大きさのみならず、何よりもホッキョクグマは海の生きものなんだなぁと実感できます。




ヒョウの寝姿を下から眺める

ネコ科の猛獣は狩りの習性を持つことから、3次元的な動きに特徴があります。しかし狩りの時以外は寝ている事が多いのも事実。 そこで、その行動を魅力的に見せるために考えられたのが、入園者の頭上1メートルでヒョウを観察できるように出っ張って造られた檻です。これならヒョウが寝てしまっていても、柔らかそうな腹や足の裏の肉球まで、通常では観察不可能な視点を楽しむ事ができます。まさに動物園ならではの観察方法といえるでしょう。




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生き生きした動物たち

主な動物舎はアップダウンのある立体的な視覚を楽しめる設計になっています。アザラシ館は2003年12月現在建設中で、2004年6月の完成が今から待たれます。
旭山動物園では心無しか動物達がリラックスして暮らしているように見受けられます。

アムールトラ舎(01)
身を寄せあっての毛づくろい、飛び回る様子も眺められるサル山(02)
かなり間近に見られるクロヒョウ(03)
エゾヒグマも上からも下からも見られる展示です(04)

撮影・レポート : INAXギャラリー



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