大坂の細工見世物
−上方下りの妙技−
ごあいさつ INAXギャラリー大阪、今回のオリジナル企画は、「大坂の細工見世物−上方下りの妙技−」をご覧いただきます。幕末から明治初年にかけて、大坂や江戸では民衆娯楽の「見世物」が盛んに催されました。軽曲や曲芸、天然奇物、細工など、その内容は豊かで高度な技術に支えられていました。 しかし現代ではそのほとんどが消滅し、とりわけ「細工見世物」はすっかり影を潜め、わずかに菊人形がその名残をとどめているにすぎません。
籠細工、瀬戸物細工、貝細工、ギヤマン細工、麦藁細工、糸細工、菊細工、生人形など、様々な材料を駆使し、当時の細工師たちは競って細工の妙を凝らしたものです。
本展では、当時優勢を極めたこの大坂の見世物文化を再現し、その一端に触れようとするものです。
INAXギャラリー大阪 |
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ギャラリー大阪 |
1992年6月 |
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